2012年9月21日金曜日

MakeShopビッグデータ分析~電話番号を掲載すると223%購入率アップ?【コラム】


繁盛設定 : 電話番号と購入率の関係

「電話番号をショップの目立つ位置に置く」という対策は、ECの売上アップの定石とされています。実際に効果があるかどうか、MakeShopのビッグデータを元に検証してみました。

◆サイト上部で電話番号を大きく掲載している事例:日新製糖様


  ※電話番号掲載のショップ実例。カップ印マーケットでは、どのページからも確認できる
    共通ヘッダー部分に掲載されているため、即座に電話対応が可能。


<結果>

※検証の対象となるショップは、ショップの稼働経過年数、業種、プラン、利用機能などの各種条件をそろえて調査をしました。その結果、

電話番号を目立つ位置に大きく載せてるショップは、電話番号を載せていないショップより平均して、購買コンバージョン率(訪問者に対する購入数の割合)が、223%高かったです。

<理由>
ネットショップでは実店舗よりも、商品が届くのか?という不安がつきものです。

購入時にはほんとに実在しているのか、トラブル時の問い合わせに対応してもらえるのか、という
不安をお客様が抱えているケースが多いです。


購入を決める前のお客様に対しては、商品説明ページで、購買意欲をあおるキャッチコピーや写真など、「買う理由を作ること」が重要ですが、買うことをほぼ決定しているお客様に関しては、「買わない理由を消す」ことが重要になります。

購買意欲が最大になっている買う直前では、少しでも”買わない理由”を作らないことが
必要で、電話番号掲載には、不安要因を消す効果があります。

例えば、

ケース1.ショップがほんとに実在しているのか、しっかりしたショップなのか不安になるケース。

ケース2・欲しいけれど、不安要因があり、そのまま買ってしまおうかと思うが、連絡先が書いていないので、いざという時に対応してくれるか不安になるケース。

ケース3.急ぎの場合や、入力が面倒で電話で伝えたいなど、面倒さが買わない理由になるケース。

電話番号掲載は、これらを払拭するする効果があります。



なお、利用されている電話種類の内訳は、フリーダイヤル19.8% 固定電話77% IP電話0.2%でした。

固定電話とフリーダイヤルを比較し、CV(コンバージョン)率の差はほとんどありませんでした。

フリーダイヤルにしたほうがお客様の利便性を考えると親切と思われるので、コストなど許される範囲でやった方が良いと思いますが、固定電話・IP電話でも、差はあまりないので、まずは、
どんな種類であれ、電話番号の掲載したほうがいいです。

電話の種類の差よりも、電話番号が見やすい位置、大きさにしてあるか、の方が重要です。

ただ単に電話番号を入れるよりも、電番番号を目立つ画像バナーにするなどして、TOPページ、共通ヘッダー部分、商品ページ(サイドメニュー)、決済ページなど、各ページにいれたほうが良いです。

次回、また別の切り口から、繁盛設定のお話をさせていただきます。


取締役 大久保幸世

profile:検索エンジン対策、広告活用、モバイルなどネットショップ集客や成約率アップのためのECの高い専門知識を持つ。高度な内容をわかりやすく、ネットショップオーナー様がすぐに日常で実行できるように工夫されたセミナーが好評。



(Writing:Taeko Mitamura)